クリスタルホーラー（1994年生、母グロリエラ）

クリスタルホーラー（1994年3月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時14歳）と交配したグロリエラが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石川上牧場。戦績は、中央平地16戦1勝、地方9戦0勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

10月13日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3歳（1997年）

5月17日、約6か月の休み明けで迎えた4戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

7月6日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（6戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（7戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

8月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（8戦0勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

8月31日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で飯田祐史騎手（9戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で飯田祐史騎手（10戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた13戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で仲田雅興騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で仲田雅興騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、凄まじい末脚を弾けさせて、最後は2着のスノーブライダルに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月15日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の小名浜特別（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で仲田雅興騎手（3戦1勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

4歳（1998年）

1月1日、中6週で迎えた17戦目は、原口次夫騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた18戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で原口次夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた19戦目は、山内和明騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は原口次夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた21戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

3月23日、中2週で迎えた22戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は原口次夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月30日、連闘で迎えた23戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は内沢信昭騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月9日、中0週で迎えた24戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内沢信昭騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた25戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内沢信昭騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。