ラインメサイア（2005年生、母ウィーレジスタンス）

ラインメサイア（2005年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋救世主」。毛色は栗毛。種牡馬のミレニアムバイオ（当時7歳）と交配したウィーレジスタンスが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）オリエント牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の3歳F3二。

経歴

デビュー前

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

9月9日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

3歳（2008年）

3月23日、約6か月半の休養明けで迎えた2戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず18着に終わった。

4月27日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

5月17日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。

5月25日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

6月19日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳F4一（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

7月22日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、3歳F3四（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったバルハーバーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳F3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のプリンセスミホをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい7着に敗れた。

9月17日、中3週で迎えた10戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上D1三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ミスターヤマフジに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

10月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C7一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で下原理騎手（7戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。