セルース（2021年生、母ザズー）

Selous

2021.02.03

セルース（2021年2月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「世界遺産にも登録されているタンザニアの動物保護区。母名より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のキズナ（当時11歳）と交配したザズーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。

経歴

デビュー前

池上昌和厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月15日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1600m 外回り 小雨/良）に出走。馬体重は424kg。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚にキレが無く17着に敗れた。

12月23日、中9週で迎えた2戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

3歳（2024年）

5月18日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアパイシュナールを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

6月29日、中5週で迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

8月24日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

2024年8月28日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。