マリーエスペランサ（2013年生、母トーホウドルチェ）

マリーエスペランサ（2013年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より＋希望（西）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時15歳）と交配したトーホウドルチェが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹島幸治。主な勝ち鞍は2016年の3歳。

経歴

デビュー前

藤原智行厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2016年）

12月22日、デビュー戦は橋本直哉騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。馬体重は462kg。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のバイツァダストを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

4歳（2017年）

1月19日、中3週で迎えた2戦目は、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3月30日、中9週で迎えた3戦目は、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本直哉騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた4戦目は、一般C3十十一ア（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で橋本直哉騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のコズミックガールに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月25日、中1週で迎えた5戦目は、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で橋本直哉騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で橋本直哉騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

6月22日、中5週で迎えた7戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、祝70歳長谷川稔誕生日記念（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

12月18日、約6か月の休み明けで迎えた8戦目は、一般C3（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（6戦2勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

5歳（2018年）

1月10日、中2週で迎えた9戦目は、寺島憂人騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七八（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3六七（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（7戦2勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

2月13日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、一般C3（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（8戦2勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月24日、中9週で馬体重を前走から19kg戻して迎えた12戦目は、一般C3（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本直哉騎手（9戦2勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた13戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（10戦2勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

7月18日、中6週で迎えた15戦目は、秩父吉田山逢の里賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（11戦2勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は寺島憂人騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

8月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は見越彬央騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた18戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C3（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、3着に入り込んだ。

9月28日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3（浦和ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は寺島憂人騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

10月1日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3六（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は寺島憂人騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

11月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（12戦2勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

12月24日、中6週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた23戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

6歳（2019年）

1月8日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた24戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（浦和ダート800m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

2月11日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた25戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3（浦和ダート800m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。