ライクアドリーム（1996年生、母ベリーグッド）

ライクアドリーム（1996年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時8歳）と交配したベリーグッドが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地17戦2勝2着2回、地方15戦1勝。主な勝ち鞍は2001年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

8月21日、デビュー戦は小林久晃騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で小林久晃騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林久晃騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったダイワジュリエットに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

11月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着を確保した。

12月2日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた7戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンスター賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のフレンドに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2000年）

3月4日、約3か月の休み明けで迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

3月19日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

7月26日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、’00フレンドリーサドル特別（4）（船橋ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中勝春騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた12戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアンバンションを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

8月27日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったゲイリーブリットに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

9月17日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（6戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

5歳（2001年）

1月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、D.ハリソン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のホクレアパールに1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

1月29日、中1週で迎えた16戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート2100m 晴/不良）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下の大島特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（7戦1勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり最後はミスタードンと並んで11着同着となった。

3月11日、中3週で迎えた18戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

9月9日、約6か月の休養明けで迎えた19戦目は、3歳以上1000万下の江戸川特別（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（8戦1勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

10月29日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、秋風特別（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月9日、中5週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた21戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた22戦目は、伊藤康浩騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1800m 雪/不良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた23戦目は、白嶺賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は西康志騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の九十九里特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた26戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のアレキサンドライト特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

11月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた27戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、一般B2五（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

12月11日、中5週で迎えた28戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（大井ダート1590m 内回り晴/不良）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた29戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、ステンドグラス賞（大井ダート1190m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

7歳（2003年）

1月13日、中1週で迎えた30戦目は、ファーストドリーム賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は納谷和玖騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

6月3日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた31戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の青葉特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた32戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、さざなみ賞（大井ダート1790m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。