ブラウンマカン（2016年生、母ルナーコロナ）

ブラウンマカン（2016年2月23日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「茶色の＋虎（インドネシア語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時9歳）と交配したルナーコロナが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は田中裕之。主な勝ち鞍は2020年のグッドラック!!川崎さん記念(一般C26)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、田中裕之から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、FastlaneBloodstockLLPによって1,620万円で落札された。

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

3月9日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は432kg。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

6月11日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジューンフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

6月16日、連闘で迎えた3戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた4戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/重）に出走。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

8月15日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の諒輔&磨理結婚記念日カップ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

8月30日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた6戦目は、3歳戦のむらぼっくり記念Q（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のクリノリトルスターに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月23日、中0週で迎えた8戦目は、3歳戦のすうさん記念（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤原幹生騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた10戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

11月3日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るレディポワソンを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利をモノにする

11月11日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったローガンテソーロに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月9日、中3週で迎えた13戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

12月17日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

4歳（2020年）

1月14日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたミスターライジン決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

1月29日、中1週で迎えた16戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、BSJシアター5周年記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた17戦目は、グッドラック!!川崎さん記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエオリアンスケールを驚異的な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

2月28日、中2週で迎えた18戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、明日から開催!第1回中京競馬（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた21戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた24戦目は、一般C11（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丹羽克輝騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

6月11日、中3週で迎えた25戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた26戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた27戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（8戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

7月17日、連闘で迎えた28戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた29戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた30戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（11戦1勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

9月2日、中1週で迎えた31戦目は、大田川特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手（12戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丹羽克輝騎手（13戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた33戦目は、都丸ちよ塾長生誕祭DAY2（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で丹羽克輝騎手（14戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた34戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で丹羽克輝騎手（15戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、逃げるランネシアーナを差し切れず、6馬身差の2着となった。

10月30日、中1週で迎えた35戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で丹羽克輝騎手（16戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた36戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で丹羽克輝騎手（17戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったウインランウェイに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月27日、中1週で迎えた37戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で丹羽克輝騎手（18戦1勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

12月11日、中1週で迎えた38戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

5歳（2021年）

1月24日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた39戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。