トーコーシーザー（2005年生、母テールトゥノーズ）

経歴

デビュー前

当歳のとき、城地和義から「セレクトセールサラブレッド当歳」と「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。1歳のとき、城地和義から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、森田藤治によって735万円で落札された。

吉行龍穂厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2007年）

7月16日、デビュー戦は下原理騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、アイアンゴールドに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月25日、中9週で迎えた2戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るダンディニイガタを上がり2位の末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

10月10日、中1週で迎えた3戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったレガーロに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2009年）

3月11日、約17か月の休養明けで迎えた5戦目は、4歳以上D7一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

4月9日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

4月15日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のトーエイスズカを半馬身振り切って久しぶりに勝利を挙げた。

4月28日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、サクラフォーカスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で松平幸秀騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で松平幸秀騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松平幸秀騎手（10戦2勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のミスハナウメノサトをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

7月28日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で松平幸秀騎手（11戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったデュラブウォーに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

8月13日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で松平幸秀騎手（12戦3勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。