マモルモセメルモ（2010年生、母オグリロマンス）

マモルモセメルモ（2010年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「守るも攻めるも」。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時17歳）と交配したオグリロマンスが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）稲葉牧場。戦績は、地方23戦1勝2着4回。2013年の台東区朝倉彫塑館オープン記念で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、稲葉牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

井上弘之厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2013年）

6月2日、デビュー戦は有年淳騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で有年淳騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で有年淳騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた6戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、3着を確保した。

9月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島正太郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、シーイーグルに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

11月5日、中2週で迎えた10戦目は、3歳オープンの台東区朝倉彫塑館オープン記念（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で川島正太郎騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、コウギョウハンサムに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月25日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島正太郎騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。

12月26日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川島正太郎騎手（6戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

4歳（2014年）

1月21日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3十二十三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川島正太郎騎手（7戦0勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3十一十二十三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川島正太郎騎手（8戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

5月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた15戦目は、上田健人騎手を鞍上に迎えて、一般C3十十一（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで踏ん張ったが、オーサムリヴァイヴに3/4馬身交わされて2着となった。

6月2日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3八九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上田健人騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい13着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3九十十一（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で上田健人騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた18戦目は、高橋昭平騎手を鞍上に迎えて、一般C3十三十四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3十一十二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は上田健人騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3十十一（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田健人騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットでジリジリと辛抱強く粘り込んで、最後は2着のナイキアンダルシアをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

8月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で上田健人騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい13着に敗れた。

9月30日、中4週で迎えた22戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上田健人騎手（6戦1勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで踏ん張ったが、オリオンザリゲルに交わされて1馬身差の2着となった。

10月23日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の3歳C3（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で上田健人騎手（7戦1勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。