プライズロバリー（1995年生、母ホットタバスコ）

プライズロバリー（1995年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時8歳）と交配したホットタバスコが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地5戦2勝。主な勝ち鞍は1998年の恵山特別(500万下)。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにてで一口馬主が募集された。

菅谷禎高厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

4月12日、デビュー戦は栗田伸一騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

5月17日、中4週で迎えた2戦目は、菅谷正巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のトーワオーシャンに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

6月20日、中2週で迎えた4戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 小雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

6月27日、連闘で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の恵山特別（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のレディブライティアに2馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。