ジェイエルマスター（2022年生、母ホウライアキコ）

J L Master

2022.05.16

ジェイエルマスター（2022年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+船長」。毛色は栗毛。種牡馬のDeclaration of War（当時13歳）と交配したホウライアキコが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はナカノファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

10月20日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、6着に入り込んだ。

11月16日、中3週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

12月15日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、6着に終わった。

3歳（2025年）

4月5日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったヤマニンエイドロンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は2着のカフェロワドールに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月4日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したヴォンフレに半馬身届かず2着に敗北した。

11月2日、中3週で迎えた7戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のルヴァレドクールに1馬身の差をつけて優勝

11月29日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は横山和生騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮したが、3着に終わった。