ティアップキセキ（2006年生、母ダービーベター）

ティアップキセキ（2006年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋奇跡」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時13歳）と交配したダービーベターが16歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は多田善弘。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の康生奥原町青壮年団退団記念(B9)。

経歴

デビュー前

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

7月5日、デビュー戦は高橋智大騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/重）に出走。馬体重は526kg。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

8月15日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で高橋智大騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

9月22日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた3戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B10（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳B10（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサンレイクエストを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の康生奥原町青壮年団退団記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のウインクワンを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月8日、中2週で迎えた6戦目は、スピカ特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた7戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、スピカ特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

12月22日、中3週で迎えた8戦目は、一般C4二（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。