ジュディソング（2009年生、母ジェネラスオプション）

ジュディソング（2009年5月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「人名＋歌」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時8歳）と交配したジェネラスオプションが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、中央平地11戦0勝2着2回、地方10戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の風来特別(一般C1一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ダーレー・ジャパンから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、中辻明によって1,270.5万円で落札された。

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

7月16日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

10月30日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、伸びてきたフレージャパン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

11月19日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

3歳（2012年）

1月8日、中3週で迎えた6戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に敗れた。

2月26日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

3月31日、中4週で迎えた8戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り小雨/重）に出走。17頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったトーセンギャラリーにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

4月22日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて17番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

7月28日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月11日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた11戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

11月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた12戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S1のロジータ記念（川崎ダート2100m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

12月6日、中3週で迎えた13戦目は、フェイスフルステッキ特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

4歳（2013年）

1月11日、中4週で迎えた14戦目は、初富特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

2月8日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、風来特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエルドラゴンをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

3月13日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた16戦目は、フレンドリービット特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた17戦目は、玄鳥特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月10日、中4週で迎えた18戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、新緑特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

7月16日、中9週で迎えた19戦目は、一般B3二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた20戦目は、勇魚特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（7戦1勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

9月10日、中4週で迎えた21戦目は、小金牧特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。