ヤマノロケット（1998年生、母ニツシヨウパール）

Yamano Rocket

1998.04.13

ヤマノロケット（1998年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のペルジノ（当時7歳）と交配したニツシヨウパールが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は長手 昇。戦績は、地方7戦2勝。主な勝ち鞍は2000年の3歳。

経歴

デビュー前

村田貴広厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2000年）

9月5日、デビュー戦は見沢譲治騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 雨/稍重）に出走。馬体重は485kg。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のショウケンフジに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月10日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦の若駒特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

11月20日、中5週で迎えた3戦目は、2歳戦の若殿特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のミキノポテンシャルを3/4馬身振り切って雨下の混戦を制した。

3歳（2001年）

7月22日、約8か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳戦のコマクサ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

5歳（2003年）

9月24日、約26か月半の休み明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた5戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（4戦2勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

11月20日、中4週で迎えた7戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（6戦2勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。