カイテキボス（2004年生、母ミナミノキャリー）

経歴

デビュー前

林正人厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2006年）

10月27日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。馬体重は521kg。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったキンセイマルに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月13日、中1週で迎えた2戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

12月6日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマロウティーを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

3歳（2007年）

1月11日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた4戦目は、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

4月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

4月30日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のブライトフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

10月29日、約5か月半の休み明けで迎えた8戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、スイートサブリナに半馬身交わされて2着となった。

11月27日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

12月28日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったイカンセンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4歳（2008年）

1月17日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2-12 13（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

2月21日、中4週で迎えた12戦目は、川本裕達騎手を鞍上に迎えて、一般C2-11 12（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた13戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2-11 12（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2八九（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のユウキャンドゥを半馬身振り切って久方ぶりに美酒を浴びた。

4月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアポロバンチョウを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

5月11日、中2週で迎えた17戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C1八（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

11月14日、約6か月の休み明けで迎えた18戦目は、ファイナルナイト特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦2勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた20戦目は、クリスマスキャロル賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸びを見せたが、ヤワタサンデーに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

5歳（2009年）

1月22日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2-13 14（大井ダート1500m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（7戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のグロリアスブリッジをクビ差振り切って雨中の一戦を制した。

2月18日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2七八九（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（8戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のヤマノトレジャーをアタマ差振り切って制した。

3月2日、中1週で迎えた23戦目は、爽春特別（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（9戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた24戦目は、杉並区特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（10戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はタレてしまい15着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた25戦目は、おおぐま座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（11戦4勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた26戦目は、豊島区特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

9月28日、約5か月半の休み明けで迎えた27戦目は、一般C2三四（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサラチャンをクビ差振り切って休み明け初戦を制した。

10月20日、中2週で迎えた28戦目は、五反田特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた29戦目は、池月・磨墨賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた30戦目は、冬凪特別（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（5戦1勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

12月29日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた31戦目は、一般C1八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（6戦1勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

6歳（2010年）

6月30日、約6か月の休養明けで迎えた32戦目は、一般C2八九（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で繁田健一騎手（7戦1勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で繁田健一騎手（8戦1勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

10月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた34戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四十五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた35戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四十五（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のタイコウイチフジを半馬身振り切って制した。

11月10日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2七八（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったミヤコノオウザにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

12月1日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

7歳（2011年）

2月4日、中8週で迎えた38戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた40戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のルドゥーテを3/4馬身振り切って8勝目を手に入れた。

4月22日、中5週で迎えた41戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のバーナスコーニを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

5月24日、中4週で迎えた42戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のカリズマトウショウをクビ差振り切って勝利を手に入れた。