グレートヒロボーイ（1998年生、母ゴールデンベガ）

1998.04.03

グレートヒロボーイ（1998年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時13歳）と交配したゴールデンベガが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹中 哲。戦績は、地方10戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、竹中哲から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、佐賀県馬主会によって367.5万円で落札された。

山下清厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2000年）

7月21日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は443kg。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って6着に敗れた。

8月16日、中3週で迎えた2戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンダイボーイに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月8日、中7週で迎えた3戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた5戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニシケンシーザーに3/4馬身交わされて2着となった。

11月26日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

12月24日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦のクリスマス特設（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヒロユキスターを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3歳（2001年）

1月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 雨/重）に出走。鞍上は東真市騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

1月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

9月1日、約7か月の休養明けで迎えた10戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は東真市騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず3着に終わった。