キングフェーヴル（2017年生、母エイシンヘーベ）

キングフェーヴル（2017年2月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「太陽（マヤ語）＋～風（仏）＋父名より」。毛色は栗毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時9歳）と交配したエイシンヘーベが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。主な勝ち鞍は2020年の一般C32。

経歴

デビュー前

1歳のとき、平井克彦から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、廣崎利洋HDによって2,052万円で落札された。

青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

12月28日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

3歳（2020年）

2月23日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

4月18日、中7週で迎えた3戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り雨/不良）に出走。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

6月20日、中8週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は野中悠太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

11月30日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた5戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、一般C33（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったモアナグレイスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月14日、中1週で迎えた6戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C32（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るニホンピロカフェを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2021年）

1月7日、中2週で迎えた7戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、福寿草賞（笠松ダート1600m 雪/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。