サンテンショウ（1986年生、母レイザガール）

サンテンショウ（1986年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のロイヤルノーザンⅡ（当時8歳）と交配したレイザガールが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はロイヤルファーム（有）新冠支場。戦績は、中央平地11戦1勝、地方33戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1988年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

田中康三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

7月17日、デビュー戦は清水英次騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のシンエイコーを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

12月4日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、3歳400万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳400万下の千両賞（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

3歳（1989年）

1月20日、中3週で迎えた4戦目は、4歳400万下の白梅賞（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で上野清章騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた5戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた6戦目は、丸山勝秀騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

3月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は上野清章騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

7月22日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた8戦目は、古小路重男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下の洞海特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古小路重男騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古小路重男騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下の高千穂特別（小倉芝2000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で古小路重男騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

10月31日、中7週で迎えた12戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のナムラオトヒメに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月13日、中1週で迎えた13戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、アルタイル（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1990年）

4月29日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山下誠騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下誠騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下誠騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月16日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山下誠騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山下誠騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月23日、中5週で迎えた23戦目は、4歳以上B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた26戦目は、アルデバラン（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月13日、連闘で迎えた27戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンスカイから3/4馬身差の2着となった。

12月11日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1991年）

4月16日、約4か月の休養明けで迎えた30戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のドライブウエイをクビ差制して久しぶりの実戦を物にした。

4月23日、連闘で迎えた31戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（8戦2勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた32戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（9戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた33戦目は、越野亨騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で越野亨騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で越野亨騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で越野亨騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスウインデイーから1馬身差の2着となった。

7月16日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で越野亨騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で越野亨騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で越野亨騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた41戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上C1-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は端勝成騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた44戦目は、本忠司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。