スイジンカイザー（1989年生、母ファストワン）

スイジンカイザー（1989年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクルセダーキヤツスル（当時10歳）と交配したファストワンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方14戦8勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年のブルージルコン賞(B2一)。

経歴

デビュー前

岡部盛雄厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1992年）

5月13日、デビュー戦は佐々木洋一騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は477kg。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のキョードメーカーに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月3日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木洋一騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコガネグローリーに3馬身の差をつけて優勝

7月2日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木洋一騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターソシアルに8馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

8月8日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦のカンナ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木洋一騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のクローバーロマンに半馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

9月14日、中4週で迎えた5戦目は、サターン賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木洋一騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月19日、中4週で迎えた6戦目は、一般B3三四（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木洋一騎手（5戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1993年）

7月29日、約9か月半の休み明けで迎えた7戦目は、みずがめ座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木洋一騎手（6戦4勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったツキノイチバンから1馬身半差の2着となった。

8月16日、中2週で迎えた8戦目は、しし座特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木洋一騎手（7戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月13日、中3週で迎えた9戦目は、わし座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木洋一騎手（8戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノタイガーに1馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

10月6日、中2週で迎えた10戦目は、オパール賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木洋一騎手（9戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリーフランからクビ差の2着に甘んじた。

11月8日、中4週で迎えた11戦目は、一般B2四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐々木洋一騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホーンイチに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月30日、中2週で迎えた12戦目は、宮浦正行騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヨカキンシャルに半馬身の差をつけて7勝目を収める

12月11日、中1週で迎えた13戦目は、奥山正行騎手を鞍上に迎えて、ブルージルコン賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトワノファストに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（1994年）

7月17日、約7か月半の休み明けで迎えた14戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、朱鷺ステークス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

9月17日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、初風ステークス（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

6歳（1995年）

5月5日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg戻して迎えた16戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、リゲル賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。