コスモノート（2018年生、母コスモポリタン）

コスモノート（2018年5月23日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「宇宙飛行士」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時15歳）と交配したコスモポリタンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。戦績は、中央平地21戦1勝、地方14戦1勝。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

9月21日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、5着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、3着に入った。

11月23日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入った。

3歳（2021年）

2月7日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3月7日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

5月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のスマートワンを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

6月19日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（5戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月28日、中9週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（6戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、6着に終わった。

10月23日、中7週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（7戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、6着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（8戦1勝）。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

4歳（2022年）

3月12日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、6着に終わった。

5月21日、中9週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（9戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた14戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 晴/重）に出走。17頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、5着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（10戦1勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

10月30日、約4か月の休み明けで迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（11戦1勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた17戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

5歳（2023年）

3月11日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

4月23日、中5週で迎えた19戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

5月20日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

9月2日、約3か月半の休養明けで迎えた21戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（12戦1勝）。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に敗れた。

10月21日、中6週で迎えた22戦目は、阿部基嗣騎手を鞍上に迎えて、愛媛県いしづち特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた23戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般C3 13（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた24戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、一般C3 14（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた25戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた27戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、2023ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

6歳（2024年）

1月9日、連闘で迎えた28戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は阿部基嗣騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた29戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた30戦目は、大恵陽子GP特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は阿部基嗣騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

2月14日、連闘で迎えた31戦目は、一般C3-9（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた32戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

3月10日、中1週で迎えた33戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、のむさん金沢行っても忘れないで!杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るベルウッドアラシを次元の違う末脚で半馬身差し切って久々に勝利を挙げた。

3月26日、中1週で迎えた34戦目は、能登半島地震復興支援杯6（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた35戦目は、能登半島地震復興支援杯10（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。