ラブゲーム（2002年生、母マリンスター）

ラブゲーム（2002年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「相手に一点も取らせずに勝つ」。毛色は鹿毛。種牡馬のデュラブ（当時20歳）と交配したマリンスターが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方6戦3勝。主な勝ち鞍は2006年の一般C4-2。

経歴

デビュー前

福島勝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

11月21日、デビュー戦は牧田和弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

3歳（2005年）

4月30日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた3戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず14着に終わった。

7月31日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宇田登志夫騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた5戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

4歳（2006年）

7月11日、約11か月の休み明けで迎えた6戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（金沢ダート1300m 雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた7戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシンデレラシューズに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月22日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマツノハイジャンプに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

9月19日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のゴーストスズカをクビ差振り切って優勝

11月25日、中9週で馬体重を前走から25kg絞って迎えた11戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き15着に終わった。

5歳（2007年）

1月14日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地昇吾騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

10月1日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg戻して迎えた14戦目は、一般C3-2（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。