チュウワスペル（2021年生、母プラウドスペル）

チュウワスペル（2021年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時9歳）と交配したプラウドスペルが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の飛騨高山温泉特別(一般C10ロ)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、中西忍によって4,730万円で落札された。

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

5月4日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた2戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

9月5日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の甲山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

11月15日、中9週で迎えた4戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデクランシェに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月27日、中1週で迎えた5戦目は、飛騨高山温泉特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のボーズマンに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

12月30日、中4週で迎えた6戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、年末特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

4歳（2025年）

1月24日、中3週で迎えた7戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、潤&菜美ハッピーウェディング賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。