アーバンシー(1989年生、母Allegretta)

Urban Sea

1989.02.18

アーバンシー(1989年2月18日)は、アメリカ合衆国で生まれた競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のMiswaki(当時11歳)と交配したAllegrettaが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外22戦8勝。1993年の凱旋門賞(仏・G1)に勝利した他、1994年のアルクール賞(仏・G2)を制するなどの活躍をした。

経歴

3歳(1992年)

4月26日、M.ブータン騎手を鞍上に据えて、3歳G3のグロット賞フランス・ロンシャン芝1600m)に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月10日、M.キネーン騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のARAG賞ドイツ・デュッセルドルフ芝1600m)に出走。13頭立てのレースに臨んだ。3着に終わった。

5月31日、鞍上はM.ブータン騎手(1戦0勝)。4頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のSans Escaleに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月14日、3歳G1のディアヌ賞フランス・シャンティイ芝2100m)に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でM.ブータン騎手(2戦1勝)。12頭立てのレースに臨んだ。6着に敗れた。

7月18日、鞍上は3戦連続でM.ブータン騎手(3戦1勝)。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったLinngaからクビ差の2着に甘んじた。

8月22日、鞍上は4戦連続でM.ブータン騎手(4戦1勝)。11頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のSheba Dancerに2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

9月13日、3歳G1のヴェルメイユ賞フランス・ロンシャン芝2400m)に出走。鞍上は5戦連続でM.ブータン騎手(5戦2勝)。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

4歳(1993年)

3月20日、G3のエクスベリー賞フランス・サン=クルー芝2000m)に出走。鞍上は6戦連続でM.ブータン騎手(6戦2勝)。8頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、2着のMarildoに1馬身の差をつけて待望の重賞初制覇を果たした。

4月18日、G3の香港国際カップ香港・シャティン芝1800m)に出走。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月18日、G2のジャンドゥショードネ賞フランス・サン=クルー芝2400m)に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月15日、C.アスムッセン騎手を鞍上に迎えて、G2のプリンスオブウェールズステークスイギリス・アスコット芝2004m)に出走。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったPlacervilleからクビ差の2着に惜敗した。

7月11日、鞍上は2戦連続でC.アスムッセン騎手(1戦0勝)。3頭立てのレースに臨んだ。1着となった。

8月21日、G3のゴントービロン賞フランス・ドーヴィル芝2000m)に出走。鞍上は3戦連続でC.アスムッセン騎手(2戦1勝)。7頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のVerveineに半馬身の差をつけて2つ目の重賞タイトルを手に入れた。

10月3日、E.サンマルタン騎手を鞍上に迎えて、G1の凱旋門賞フランス・ロンシャン芝2400m)に出走。23頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトマズルをクビ差制して3連勝で初のG1タイトルを獲得した。

11月28日、G1のジャパンカップ東京芝2400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続でE.サンマルタン騎手(1戦1勝)。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

5歳(1994年)

4月4日、G2のアルクール賞フランス・ロンシャン芝2000m)に出走。鞍上は3戦連続でE.サンマルタン騎手(2戦1勝)。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヴェールタマンドに1馬身の差をつけて4つ目の重賞タイトルをつかんだ。

5月1日、G1のガネー賞フランス・ロンシャン芝2100m)に出走。鞍上は4戦連続でE.サンマルタン騎手(3戦2勝)。8頭立ての2番人気に推されてレースに臨んだ。3着に終わった。

6月3日、G1のコロネーションカップイギリス・エプソム芝2420m)に出走。鞍上は5戦連続でE.サンマルタン騎手(4戦2勝)。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。