メイショウハイネス（2012年生、母ワイルドリリー）

メイショウハイネス（2012年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋殿下」。毛色は鹿毛。種牡馬のスタチューオブリバティ（当時12歳）と交配したワイルドリリーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大島牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害6戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2015年のあじめ峡賞。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

8月30日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入った。

9月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

10月18日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は国分恭介騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

11月9日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

12月6日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国分恭介騎手（4戦0勝）。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

3歳（2015年）

4月18日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

5月17日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた9戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあじめ峡賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のソラノカナタに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月23日、約5か月半の休養明けで迎えた10戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

4歳（2016年）

1月16日、中7週で迎えた11戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月13日、中7週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で田村太雅騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月1日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田村太雅騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月30日、約3か月の休み明けで迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田村太雅騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月3日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田村太雅騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。