ジュリエットシチー（2000年生、母テイムズシチー）

ジュリエットシチー（2000年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「有名な小説のヒロイン名＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時8歳）と交配したテイムズシチーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）八田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方1戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額1,800万円（1.8万×1000口）で一口馬主が募集された。

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

5月18日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

6月22日、中4週で迎えた2戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

7月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

8月16日、中5週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

8月24日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップメロン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンナフラッパーから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月4日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村山明騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた8戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。