ホウライゼンシ（1998年生、母ホウライコメット）

Horai Zenshi

1998.04.09

ホウライゼンシ（1998年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウォーニング（当時13歳）と交配したホウライコメットが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）福満牧場。戦績は、中央平地8戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

3月4日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/重）に出走。馬体重は458kg。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるように急駛したが、勝ったプレシャスソングに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

4月7日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたジョーオベリスク決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月6日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

7月1日、中7週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（4戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のアドマイヤクラウンに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月14日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上500万下の臥牛山特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で本田優騎手（5戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったエリモコンコルドに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月5日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた7戦目は、3歳以上500万下（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本田優騎手（6戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のダリオを半馬身振り切って2勝目を獲得した。

8月26日、中2週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の阿寒湖特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で本田優騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。