サダムトレイス（2009年生、母セトインフィニティ）

サダムトレイス（2009年1月9日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋足跡」。毛色は栗毛。種牡馬のデュランダル（当時10歳）と交配したセトインフィニティが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方19戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の2歳。

経歴

デビュー前

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

10月23日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は428kg。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

12月4日、中5週で迎えた2戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のリッシンドラゴンに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2012年）

1月5日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月14日、連闘で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

2月25日、中5週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

3月18日、中2週で迎えた6戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエッチャンダイスキを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月8日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

4月30日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

7月7日、中7週で迎えた10戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

4歳（2013年）

2月23日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

4月11日、中6週で迎えた12戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C16（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキチロクトップガンに6馬身の差をつけて優勝

4月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったザプレジデントに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月17日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた14戦目は、一般C11（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた15戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月26日、中3週で迎えた16戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた18戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C11（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた19戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、優奈ちゃん1歳おめでとう記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた21戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。