アントニウス（2017年生、母ナイツエンド）

Antonius

2017.05.04

アントニウス（2017年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時12歳）と交配したナイツエンドが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は惣田 英幸。主な勝ち鞍は2020年のツインマッチ特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、惣田英幸から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉澤ステーブルによって583.2万円で落札された。2歳のとき、吉澤ステーブルから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、中西純穂によって756万円で落札された。

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

10月21日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

3歳（2020年）

1月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

2月20日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインマッチ特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のペルフェッタに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月29日、連闘で迎えた5戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのはこべら賞（中京ダート1400m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

6月28日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は一杯になって13着に終わった。

8月26日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、レダ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい5着に終わった。