フィオリトゥーラ（1998年生、母ピアレスレデイ）

Fioritura

1998.04.06

フィオリトゥーラ（1998年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウォーニング（当時13歳）と交配したピアレスレデイが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）信田牧場。戦績は、中央平地3戦1勝。主な勝ち鞍は2000年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、信田牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、信田牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって525万円で落札された。

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

7月15日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

8月6日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のトップジョリーに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

9月3日、中3週で迎えた3戦目は、2歳G3の小倉3歳ステークス（小倉芝1200m 雨/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦1勝）。17頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず17着に終わった。