コンジュレーション（2007年生、母ルックフォアスター）

コンジュレーション（2007年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「呪文、願い」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のストラヴィンスキー（当時11歳）と交配したルックフォアスターが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）キヨタケ牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方12戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の一般C2六。

経歴

デビュー前

1歳のとき、キヨタケ牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

清水利章厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

5月9日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

7月3日、中4週で迎えた3戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

8月3日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

9月4日、中4週で馬体重を前走から24kg絞って迎えた5戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2十六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、逃げるフレンドミリオンを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月2日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、一般C2十六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月10日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた9戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グングンと末脚を伸ばして、最後は2着のダイヴァーに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月6日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は関本淳騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったトウカイイーグルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月25日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

4歳（2011年）

1月2日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。