ワイドパワー（2000年生、母ワイドハイネス）

ワイドパワー（2000年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋力強い」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時10歳）と交配したワイドハイネスが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）加納牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方32戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の一般B14。

経歴

デビュー前

鈴木勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

8月10日、デビュー戦は藤原英幸騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。16着に終わった。

8月17日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。16着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原英幸騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた4戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた5戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したノーザンキッズを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

10月8日、中0週で迎えた6戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくるみ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月5日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、三上智也騎手を鞍上に迎えて、一般C3ニ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3ホ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三上智也騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャディーシンボルから半馬身差の2着となった。

4歳（2004年）

1月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3ニ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三上智也騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三上智也騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた11戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は三上智也騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた13戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3ニ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は三上智也騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた16戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた17戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ C4イ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3ニ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大木義一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3ニ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月25日、中5週で迎えた20戦目は、一般C4ハ（宇都宮ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は三上智也騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダテノイメージから半馬身差の2着に敗北した。

8月9日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三上智也騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4ロ（宇都宮ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三上智也騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月18日、中3週で迎えた23戦目は、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月17日、中3週で迎えた24戦目は、スパーク賞（宇都宮ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月14日、中3週で迎えた25戦目は、スパーク賞（宇都宮ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は三上智也騎手（9戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた26戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた27戦目は、スパーク賞（宇都宮ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は三上智也騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2005年）

1月7日、連闘で迎えた28戦目は、一般C4ホ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で三上智也騎手（11戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。

2月5日、中3週で迎えた29戦目は、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月12日、中4週で迎えた30戦目は、一般C4ヘ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大木義一騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のミスソフィーをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

5月8日、中7週で迎えた31戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の長岡特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

6月4日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 雨/稍重）に出走。18頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

7月8日、中4週で迎えた33戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、夢ミノル記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

7月15日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、一般B15 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

7月22日、連闘で迎えた35戦目は、一般B15（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた36戦目は、一般B14（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフィールファインに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月30日、中1週で迎えた37戦目は、数河特別（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた38戦目は、ほうせんか特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた39戦目は、真海ちゃん1歳誕生日記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。