サルバドールダンス（2008年生、母ミストオブマジック）

サルバドールダンス（2008年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ダンス」。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時16歳）と交配したミストオブマジックが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）飛野牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方45戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の3歳B5。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飛野牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」と「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

11月14日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

3歳（2011年）

4月2日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

5月21日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。17頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後はタレてしまい17着に終わった。

9月13日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた5戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B5（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のコマミドリを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月25日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた8戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C3六（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

11月22日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた9戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、一般C3八（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

11月29日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、一般C3十（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた11戦目は、志賀町名産ころ柿特別（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木太一騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木太一騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

4歳（2012年）

1月3日、中1週で迎えた13戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた14戦目は、4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた15戦目は、4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた16戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（福山ダート1250m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月13日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3三（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた18戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C3五（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた19戦目は、ひばりスプリント（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月12日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、一般C3四（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた21戦目は、春の夢スプリント（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた22戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、一般C4三（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた23戦目は、「成金」上梓1周年記念杯（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月22日、連闘で迎えた24戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C4六（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた25戦目は、酒処じんのび開店25周年記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

5月6日、連闘で迎えた26戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、東日本大震災復興支援（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

5月13日、連闘で迎えた27戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C4二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

5月20日、連闘で迎えた28戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

5月27日、連闘で迎えた29戦目は、神田知美さん誕生日記念杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

6月3日、連闘で迎えた30戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

6月10日、連闘で迎えた31戦目は、梅鉢紋特別（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた32戦目は、宏市さん誕生日記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

7月1日、連闘で迎えた33戦目は、一般C4七（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は江下英昭騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

7月10日、連闘で迎えた34戦目は、一般C4二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

7月17日、連闘で迎えた35戦目は、一般C4五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた36戦目は、一般C4二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた37戦目は、一般C4三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた38戦目は、一般C4二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のパインキクヒメを半馬身振り切って制した。

9月11日、中1週で迎えた39戦目は、柳田大祭特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（9戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた40戦目は、一般C4二（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は田知弘久騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた41戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は江下英昭騎手（10戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月7日、連闘で迎えた42戦目は、しろう☆すみえ結婚記念杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（11戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったレゴリスに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月14日、連闘で迎えた43戦目は、一般C4五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（12戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月21日、連闘で迎えた44戦目は、日本金工展特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（13戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月6日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた45戦目は、一般C3七（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で江下英昭騎手（14戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

11月13日、連闘で迎えた46戦目は、一般C3十（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

11月20日、連闘で迎えた47戦目は、一般C3六（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は沖静男騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた48戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C3八（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。