ノーブルミステリー（2020年生、母マウンテンミステリー）

ノーブルミステリー（2020年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+母名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディーマジェスティ（当時7歳）と交配したマウンテンミステリーが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は金成吉田牧場。主な勝ち鞍は2022年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、金成吉田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって473万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、吉木伸彦によって1,100万円で落札された。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

6月11日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

7月17日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

9月3日、中6週で迎えた3戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナックダンスを交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月15日、中5週で迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのプラタナス賞（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

12月11日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

3歳（2023年）

3月18日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝1600m 外回り雨/重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

5月27日、中9週で迎えた7戦目は、3歳1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は佐々木大輔騎手（1戦1勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

9月16日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木大輔騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

11月4日、中6週で迎えた9戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

11月26日、中2週で迎えた10戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

4歳（2024年）

2月25日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた12戦目は、大江原比呂騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

4月28日、中5週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は水沼元輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月11日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水沼元輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

6月30日、中6週で迎えた15戦目は、石神深道騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

8月31日、中8週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は小林脩斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月14日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林脩斗騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

10月19日、中4週で迎えた18戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林脩斗騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。