ラキッシュ（2020年生、母ナリッシュ）

経歴

デビュー前

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

8月20日、デビュー戦は永島まなみ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1700m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は510kg。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で永島まなみ騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

12月18日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったギリギリチョップに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

4歳（2024年）

2月15日、約14か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、アウグーリにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月29日、中1週で迎えた6戦目は、一般C9（名古屋ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヨコスカダンディーを豪脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月15日、中1週で迎えた7戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、本宮山特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた8戦目は、伊良湖岬特別（名古屋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた9戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミニストリーに5馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。