ディープベイ（2014年生、母ボーントゥブーギー）

ディープベイ（2014年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「カナダのサスカチュワン州にある湖の名前」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時12歳）と交配したボーントゥブーギーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。主な勝ち鞍は2018年の犬山城特別(一般C1)。

経歴

デビュー前

高野友和厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

7月30日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。18頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

10月1日、中8週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

4歳（2018年）

2月28日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタニセンジュピターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月30日、中3週で迎えた6戦目は、伊良湖岬特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンレイサワヤカに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4月20日、中2週で迎えた7戦目は、犬山城特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のコンフォルツァに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。