サウンドヴァージル（2019年生、母ハートアンドハート）

サウンドヴァージル（2019年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+『活躍する』の意味を持つ人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時9歳）と交配したハートアンドハートが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳以上C2三。

経歴

デビュー前

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

11月20日、デビュー戦は角田大和騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は480kg。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた2戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた3戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

3歳（2022年）

1月22日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

2月19日、中3週で迎えた5戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4月30日、中9週で迎えた6戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5月22日、中2週で迎えた7戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

8月27日、約3か月の休み明けで迎えた8戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

2022年9月1日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月20日、中7週で迎えた9戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のナスノカンザンをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月10日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた11戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

12月29日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、C1 3歳以上特別（園田ダート820m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

4歳（2023年）

1月24日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

3月7日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい5着に敗れた。