クリノクーチャン（2022年生、母ミセスリンゼイ）

Kurino Kuchan

2022.04.06

クリノクーチャン（2022年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名愛称」。毛色は栗毛。種牡馬のサートゥルナーリア（当時6歳）と交配したミセスリンゼイが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、栗本博晴によって3,080万円で落札された。

渡辺薫彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

10月20日、デビュー戦は河原田菜々騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は498kg。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

3歳（2025年）

3月2日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は河原田菜々騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

5月31日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で河原田菜々騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

7月26日、中7週で迎えた5戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

9月6日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は河原田菜々騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。