ヤエノメイク（2015年生、母レギンレイヴ）

ヤエノメイク（2015年5月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋素早く動く」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時14歳）と交配したレギンレイヴが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏三好ファーム。主な勝ち鞍は2018年のドリームシリーズ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、荻伏三好ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、柳田英子によって270万円で落札された。

和田雄二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

8月20日、デビュー戦は義英真騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で義英真騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

9月18日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて12着に終わった。

11月3日、中6週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

12月23日、中6週で迎えた5戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

3歳（2018年）

2月17日、中7週で迎えた6戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

3月31日、中5週で迎えた7戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた8戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着を確保した。

4月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るニシノエイユウをクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

5月27日、中1週で迎えた11戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は藤田凌騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

6月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

7月7日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた16戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着を確保した。

8月31日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた19戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、3着を確保した。

9月29日、中1週で迎えた20戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた21戦目は、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は石川慎将騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず3着に敗れた。

10月13日、連闘で迎えた22戦目は、3歳以上C2 35（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた24戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 46（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

11月17日、連闘で迎えた25戦目は、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C2 47（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた27戦目は、3歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

12月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、3歳以上C2 46（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、フレンドリーナイトに交わされて4馬身差の2着となった。

4歳（2019年）

1月2日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2 28（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉本隆記騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2 44（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉本隆記騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。