トウカイロード（2006年生、母メディアポーション）

トウカイロード（2006年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋道」。毛色は鹿毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時12歳）と交配したメディアポーションが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）びらとり牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害6戦0勝、地方8戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の3歳C1一。

経歴

デビュー前

栗田博憲厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

11月30日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

3歳（2009年）

2月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

4月18日、中7週で迎えた3戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

5月24日、中4週で迎えた4戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミヤノアイリスを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

6月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダブルウィークを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

7月5日、中1週で迎えた7戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコナンインプレスに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月18日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

7月26日、連闘で迎えた9戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコナンエックスに3馬身の差をつけて2勝目をマークした。

8月14日、中2週で迎えた10戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサクラマサヨシを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って圧倒的支持に応えた。

11月8日、中9週で迎えた12戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

12月20日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

4歳（2010年）

1月11日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月20日、中5週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月14日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた17戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月25日、中5週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。