タイキグロワール（2017年生、母フロレンティナ）

タイキグロワール（2017年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋栄光（仏）。父名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトゥザグローリー（当時10歳）と交配したフロレンティナが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は有限会社ビクトリーホースランチ。主な勝ち鞍は2020年の一般C4-6。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額1,800万円（9万×200口）で一口馬主が募集された。

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

11月23日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

3歳（2020年）

2月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

4月19日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

5月27日、中4週で迎えた4戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1200m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るキタサンレイワを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月11日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 雨/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた6戦目は、ソガベツの滝賞（門別ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた7戦目は、北海道みんなの日特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた8戦目は、ピスカリの森賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で亀井洋司騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

9月9日、中3週で迎えた9戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で亀井洋司騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったラフィヌモンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月22日、中5週で迎えた10戦目は、一般C34 C41（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で亀井洋司騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。