ノムラドゥルガ（1998年生、母ノムラスキー）

ノムラドゥルガ（1998年4月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のデュラブ（当時16歳）と交配したノムラスキーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は前川隆範。戦績は、中央平地1戦0勝、地方18戦2勝2着4回。2001年の新春千葉盃(牝)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

鈴木七郎厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2000年）

6月18日、デビュー戦は村松学騎手を鞍上に据えて、3歳（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は392kg。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月20日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったキリシストリーから1馬身差の2着に敗北した。

8月20日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラネーションからアタマ差の2着に甘んじた。

9月2日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた5戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラフレシアサンデーから3馬身差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村松学騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイクアトリウムから1馬身半差の2着となった。

10月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグドーベルに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月6日、中6週で迎えた8戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のオークス（優駿牝馬）（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず13着に終わった。

3歳（2001年）

1月10日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳オープンの新春千葉盃（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るアシマモルを豪脚で3/4馬身差し切って勝利を手に入れた。

2月6日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って8着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳オープンのユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石井勝男騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

11月28日、約9か月半の休み明けで迎えた13戦目は、ハンデ戦の材木座特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石井勝男騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定地方重賞のファーストレディー賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石井勝男騎手（6戦1勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

4歳（2002年）

3月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の早春特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

4月17日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた16戦目は、牝馬限定G3のマリーンカップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は石井勝男騎手（7戦1勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた17戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の若葉特別（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

10月3日、約5か月の休養明けで迎えた18戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、オクトーバー特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

11月7日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、霜月特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。