コンティヌアトーレ（2009年生、母ヌーヴァレジェンダ）

コンティヌアトーレ（2009年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「後継者（伊）」。毛色は栗毛。種牡馬のファンタスティックライト（当時13歳）と交配したヌーヴァレジェンダが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方25戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2015年の一般C2十十一。

経歴

デビュー前

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

7月31日、デビュー戦は嶋田純次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は476kg。18頭立ての7番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、6着に終わった。

10月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嶋田純次騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったマイネルモーヴに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月29日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で嶋田純次騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

3歳（2012年）

4月28日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。17頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入った。

5月26日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は嶋田純次騎手（3戦0勝）。18頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい15着に敗れた。

6月24日、中3週で迎えた6戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はガス欠状態になり16着に敗れた。

8月12日、中6週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は嶋田純次騎手（4戦0勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では賦性の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、3着を確保した。

8月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嶋田純次騎手（5戦0勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

10月16日、中6週で迎えた9戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、ニチリンローレルに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

12月4日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、祝結婚雄二&アサ子あなたに会えて良かった（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、4着に終わった。

12月19日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた12戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

4歳（2013年）

1月2日、中1週で迎えた13戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンホース賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ジョウテンデジタルに交わされて1馬身半差の2着となった。

12月16日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

5歳（2014年）

1月2日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた15戦目は、11th ゴールデンホース賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

1月27日、中3週で迎えた16戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

11月13日、約9か月半の休養明けで迎えた17戦目は、一般C2十一十二十三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

11月26日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた18戦目は、一般C2八九十（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

12月29日、中4週で迎えた19戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

6歳（2015年）

1月23日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るニュースメーカーを上がり3位の末脚で3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

2月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2十七 C3一（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったトウショウブランドにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

2月27日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3一二三（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3一二三（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で笹川翼騎手（7戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2十八 C3一（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で笹川翼騎手（8戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2十七 C3一（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で笹川翼騎手（9戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のアルマクに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月19日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で笹川翼騎手（10戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で笹川翼騎手（11戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のケンワイルドに1馬身3/4の差をつけて優勝

6月22日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で笹川翼騎手（12戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2七八九（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（13戦3勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（14戦3勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入った。

8月25日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（15戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、伸びてきたアイムユニバース決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

9月14日、中2週で迎えた33戦目は、代々木賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（16戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。