トヨノキネン（1988年生、母タニノセダン）

Toyono Kinen

1988.04.09

トヨノキネン（1988年4月9日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルパレス（当時14歳）と交配したタニノセダンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道山越郡長万部町、生産者は越田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝。

経歴

デビュー前

保田隆芳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

9月9日、デビュー戦は黛幸弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は414kg。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

12月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で黛幸弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黛幸弘騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

3歳（1991年）

9月28日、約9か月半の休み明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黛幸弘騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた5戦目は、徳吉一己騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 雨/不良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉一己騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、5着に入り込んだ。

11月30日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京芝1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は黛幸弘騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。