タイキソニック（1996年生、母Bonny Brae）
Taiki Sonic
1996.04.02
タイキソニック（1996年4月2日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のKeen（当時15歳）と交配したBonny Braeが14歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地14戦2勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳以上500万下。
経歴
デビュー前
大樹レーシングクラブにて総額4,000万円（40万×100口）で一口馬主が募集された。
高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1999年）
10月3日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は476kg。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のアンジェリカシチーに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。
10月16日、中1週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に敗れた。
10月31日、中1週で迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の芦ノ湖特別（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。
4歳（2000年）
3月4日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1600m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に敗れた。
7月30日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1000m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。
8月12日、中1週で迎えた6戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るイーグルバクシンオを目の覚めるような末脚で半馬身差し切って優勝
8月26日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下の新潟日報賞（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。
10月8日、中5週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず12着に敗れた。
10月29日、中2週で迎えた9戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の芦ノ湖特別（東京芝1400m 雨/重）に出走。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。
6歳（2002年）
6月15日、約20か月の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上500万下の田舎館特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は小林久晃騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
6月29日、中1週で迎えた11戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の江差特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。
9月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。
10月19日、中4週で迎えた13戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。
11月2日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下の秋元湖特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。