アオイアツヒメ（2021年生、母セキサンキセキ）

アオイアツヒメ（2021年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルインパクト（当時13歳）と交配したセキサンキセキが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は笹島政信。主な勝ち鞍は2024年の能登半島地震復興応援杯（84）(一般C2十七)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、笹島政信から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって880万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、鈴木照雄によって2,530万円で落札された。

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

6月4日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は444kg。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

10月15日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

10月21日、連闘で迎えた3戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

3歳（2024年）

2月11日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

5月12日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。15着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

7月9日、中5週で迎えた7戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登半島地震復興支援杯（39）特編（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた8戦目は、3歳B8（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた9戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の特編（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十五（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

10月29日、中5週で迎えた11戦目は、一般C2十四（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた12戦目は、次長も協賛!ようへい&ゆうか祝御結婚記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた13戦目は、能登半島地震復興応援杯（84）（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は加藤翔馬騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のベルウッドリアンを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

12月10日、中1週で迎えた14戦目は、105期全員全力応援記念特別編成（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2十三（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤翔馬騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。