ナムラチトセオー（1998年生、母スペシャルダンサー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、山際智から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、奈村信重によって420万円で落札された。

2歳（2000年）

11月12日、デビュー戦は松永昌博騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた2戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

3歳（2001年）

1月27日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永昌博騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマルタカハゴロモを上がり3位タイの末脚でクビ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

12月8日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

4歳（2002年）

4月28日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で難波剛健騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

5月25日、中1週で迎えた9戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小坂忠士騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

7月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小坂忠士騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は難波剛健騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（4戦0勝）。18頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず18着に終わった。