ボールドラシアン（2001年生、母カシノコウエイ）

ボールドラシアン（2001年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大胆な＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のラシアンルーブル（当時21歳）と交配したカシノコウエイが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は市来昭。戦績は、中央平地6戦0勝、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2004年のノカイドウ特別。

経歴

デビュー前

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

7月19日、デビュー戦は野元昭嘉騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

8月9日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月16日、連闘で迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で野元昭嘉騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で野元昭嘉騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、4着を確保した。

9月7日、連闘で迎えた6戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野元昭嘉騎手（5戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3歳（2004年）

1月13日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦のノカイドウ特別（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で野元昭嘉騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサンアトムをクビ差制して初勝利を挙げた。

2月3日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、3歳地方重賞のたんぽぽ賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で野元昭嘉騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月7日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、えびの特別（荒尾ダート1400m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で野元昭嘉騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた10戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、蘇水峡特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。