トライジャーニー（2020年生、母スイートリリック）

Try Journey

2020.03.30

トライジャーニー（2020年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「挑戦する+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアメリカンペイトリオット（当時7歳）と交配したスイートリリックが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は飯岡牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

9月17日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

10月1日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

3歳（2023年）

2月11日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

2023年6月10日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

7月18日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るレコパンマミーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

9月19日、中5週で迎えた6戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

デビュー前

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

11月20日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、埼玉県酪農協会長賞（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。10頭立ての2番ゲートからスタート。競走除外となった。

4歳（2024年）

2月23日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた7戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、富士山の日特別（浦和ダート2000m 雨/重）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、エルラティオに交わされて2馬身半差の2着となった。

3月25日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2二（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。