トミノメリー（2006年生、母クリスタルキャロル）

Tomino Merry

2006.05.19

トミノメリー（2006年5月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のシーロ（当時9歳）と交配したクリスタルキャロルが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は安達 洋生。戦績は、地方14戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

藤田正治厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2008年）

8月17日、デビュー戦は山田順一騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（3）（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は455kg。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

8月28日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、2歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田順一騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったワイエスパープルに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9月25日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。4頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き3着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた4戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の未勝利馬リバイバル（2）（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山田順一騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったトミノペガサスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月13日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

12月29日、中4週で迎えた8戦目は、2歳戦のひよりちゃん3歳おめでとう（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

3歳（2009年）

2月12日、中5週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオウゴンホークに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月10日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、ニューヘイローに半馬身交わされて2着となった。

4月27日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のローレルスキーに1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。