オリオンザリゲル（2010年生、母チーキーガールズ）

Orionza Rigel

2010.02.18

オリオンザリゲル（2010年2月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時21歳）と交配したチーキーガールズが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）飛野牧場。戦績は、地方9戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

的場直之厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2013年）

12月27日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。馬体重は533kg。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、別次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のタカイチホークに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2014年）

2月3日、中4週で迎えた2戦目は、一般C3十一十二十三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮戦したが、勝ったカイウンハヤブサにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

2月25日、中2週で迎えた3戦目は、一般C3十十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた4戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4月22日、中5週で迎えた5戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

8月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、一般C3十十一（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3九十十一（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

9月14日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のホウザンエリカに4馬身の差をつけて優勝

9月30日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（8戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマモルモセメルモを交わし去り、最後は1馬身の差をつけてファンの期待に応えた。