ブランドエンジェル（1989年生、母ニシノパーベル）

Brand Angel

1989.05.05

ブランドエンジェル（1989年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のシエルシユールドール（当時6歳）と交配したニシノパーベルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

笹倉武久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

2月29日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は444kg。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝2000m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた3戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず12着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は徳吉孝士騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るハツノセイコーを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月16日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（東京芝2300m 小雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。